お知らせ

SS-OCT導入

従来より当院で利用中のOCT(光干渉断層計)はSpectral-Domain(SD)-OCTのNIDEK社製RS-3000ですが、この度最新のSwept-Source(SS)-OCTであるTopcon社製Triton plusを追加導入しました。SS-OCTはSD-OCTに比べて、より短時間でより深い範囲の網膜-脈絡膜の断層画像が取得可能です。また造影剤を使用せずに網膜・脈絡膜の血流を可視化するOCTA(光干渉断層血管撮影)が可能になりました。網膜・脈絡膜疾患および緑内障のより精密な診断が可能になりました。

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手術顕微鏡更新

手術顕微鏡をドイツZEISS社製VISU 160から同じくZEISS社製Lumera Tへ更新しました。同時に硝子体手術用広角眼底観察システムをHAAG-STREIT社製EIBOS2からZEISS社製RESIGHT 700へ更新しました。手術中の術者の「見え方」が大幅に改善され、手術の安全性がより高まりました。

手術顕微鏡.pngのサムネール画像

重要!令和2年4月からの多焦点眼内レンズ手術について

当院ホームページに説明してありますように現在多焦点眼内レンズ手術は厚生労働省認定の「先進医療」の一つですが、令和2年4月からは多焦点多焦点眼内レンズ手術は「先進医療」ではなくなり、「選定療養」に切り替わります。

「先進医療」では手術費用の全てが自費でしたが、「選定療養」では手術費用は保険適応となります。ただし単焦点眼内レンズとの差額分が自費負担となります。自費負担の金額については、多焦点眼内レンズの種類によって異なりますので、診察時にお尋ねください。
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新型コロナウイルスについて

新型コロナウイルスに感染すると発熱の前に結膜炎が出現することがあります。

結膜炎症状(目が赤い、目やにが出る)があり、症状出現の2週間以内に海外に滞在したことがある人、新型コロナウイルス患者と接触した可能性がある人は、最寄りの保健所へ電話で相談の上で、専門の外来がある病院を受診してください。